ふくらはぎのこむらがえり

こむらがえりは、正式には「筋けいれん」と呼ばれ、下腿の下腿三頭筋群が筋収縮けいれんを起こすものです。
寝ている時や、走っている最中などに、ふくらはぎに強く力が入ると、こむらがえりが起こりやすくなります。
いわゆる「足がつる」という状態ですが、誰でも、一度や二度は、この嫌な痛みを経験したことがあるのではないでしょうか。

ふくらはぎに突然起こるこむらがえりの痛みは、冷えやカルシウム・ナトリウムの不足が関係していると言われています。
また、糖尿病や肝硬変、動脈硬化、甲状腺機能障害、妊娠中毒症の前兆として現れることもあるそうです。
ですから、こむらがえりが頻繁に起きる場合は、一度、主治医に相談なさると良いでしょう。
原因はともあれ、ふくらはぎのこむらがえりには、応急処置がありますから、ご紹介します。
周囲の誰かが、ふくらはぎのこむらがえりで苦しんでいる時に、役立ててくださいね。

まず、こむらがえりになっている方の足をゆっくりと持ち上げ、足裏を自分(処置者)のお腹で押すようにして支えてください。
次に、膝が曲がらないように、膝の上に片手を置きます。
そして、足裏を当てている腹部に、少しずつ体重をかけながら、足関節をゆっくりと背屈位にもって行き、こむらがえりの痛みがなくなるまで、この姿勢を保ちます。
力を緩めると、痛みが消えたかどうか確認できますので、まだ、ふくらはぎに痛みがあれば、再度、同じ処置を行ってください。

応急処置をせずにそのまま放置しておくと、筋肉が硬い状態が続き、癖になったように、何度もふくらはぎのこむらがえりを繰り返してしまいます。
さらに、筋肉が硬くなったままで歩き始めると、こむらがえりを起こしたふくらはぎに負担がかかり、筋挫傷を起こしやすくなってしまいます。
このように、ふくらはぎのこむらがえりの応急処置を行うことは、再発や余病の予防にもつながります。
応急処置を行う際には、筋肉を傷めないように、筋肉の抵抗を確かめながら、ゆっくりと行うことがポイントです。


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